[展覧会みどころ]ライデン国立古代博物館から約250点が来日「古代エジプト展」全国8会場で開催

「古代エジプト展」 東京では2021年にBunkamura ザ・ミュージアム (渋谷)で開催

 2020年4月、福岡を皮切りに全国8会場において、「古代エジプト展」が開催されます。オランダ最古の大学都市ライデンの中心部にあるライデン国立古代博物館。オランダ王国の初代国王ウィレム1世によって1818年に設立された、世界最古の博物館のひとつです。本展は、ライデン国立古代博物館所蔵の約2万5千点もの古代エジプト・コレクションより選りすぐりの、人のミイラ5体、動物のミイラ8体や10数点の棺などを含む、約250点で構成されます。東京では東京では2021年4月16日(金)~6月27日(日)の期間、Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)にて開催。

  • [左] アメンヘテプの棺 第3中間期 長さ185cm、幅50cm、高さ61cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
  • [右] ホルの外棺 後期王朝時代 長さ202cm、幅70cm、高さ70cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

従来のエジプト展とは一線を画した、新たな展覧会

 ライデン国立古代博物館のエジプト・コレクションは約2万5千点にのぼり、ヨーロッパでは大英博物館、ルーヴル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて5大エジプト・コレクションに数えられる世界有数の量と質を誇ります。本展は、ヨーロッパにおける古代エジプトへの関心の高まりがどのようにして現地での調査へ連なっていったかを示し、発見された遺物から古代エジプト人の生活や社会、死生観といったさまざまな文明の側面を紹介するほか、最新の科学技術を通して医学的な知識やミイラ作りの過程、色やかたちに対する人びとの美意識といったこれまでに知られていなかった面を解き明かしてゆくものです。


展覧会みどころ

  1. 本展出品のミイラのCTスキャンの研究成果を世界初公開!
  2. 圧巻の立体展示! 12点(5セット10点の棺、覆い2点)の棺が一挙集合
  3. ヨーロッパ5大エジプト・コレクションのひとつ、ライデン国立古代博物館から約250点が来日!

第1章「エジプトを探検する」

 ヨーロッパの旅行者や調査団による初期のエジプト探検の紹介の他、現在ライデン国立古代博物館が行っている発掘調査の様子についても出土品や映像を用いて展示。

  • パウティのピラミディオン 新王国時代 高さ47cm、幅47cm、奥行47cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

第2章「エジプトを発見する」

 古代エジプト文明の前後の時代もあわせ、各時代の代表的なスタイルの石碑やさまざまな遺物を通して当時の世界観や技術の発展などを探り、エジプトがどのように発見、認識されたのかを紹介。

  • クウの石碑 中王国時代 高さ38cm、幅50cm、厚さ6cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

パディコンスの『死者の書』 新王国時代 縦24.5cm、横61.2cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

第3章「エジプトを解読する」

 古代エジプト人が「来世の家」と考えた墓からは多くの副葬品が出土しています。豪華なミイラ棺、来世の安寧を願う『死者の書』に記された象形文字、呪術的な意味を込めて作られた宝飾品や身代わりの人形「シャブティ」などを通じ、エジプトの古代文明を読み解きます。

  • [左] 金彩のミイラマスク グレコ・ローマン時代 長さ48.5cm、幅28cm、厚さ14cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
  • [右] 護符とビーズの首飾り 新王国時代 長さ36cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

第4章 「エジプトをスキャンする」

 最新の科学技術で明らかになった古代エジプトの新たな側面を紹介。本展のためにスキャンをした人のミイラ3体と動物のミイラ1体の研究成果を世界初公開し、さらにミイラ制作に使用されたカノポス壺の分析など、ライデン国立古代博物館が進める各種の国際的なプロジェクトを通じて古代エジプト研究の最先端が展示されます。

  • [左] 男性のミイラ 第3中間期 長さ160cm、幅38cm、高さ26cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
  • [右] ホルネジィトエフのカノボス壺入れ グレコ・ローマン時代 長さ28cm、幅28cm、高さ66cm ライデン国立古代博物館所蔵、 Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)

【展覧会概要】

2020年4月より九州国立博物館にて開催後、全国を巡回。東京では2021年4月16日(金)~6月27日(日)の期間、Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)にて開催されます。

  • 名称:ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展
  • 会期・会場(予定):
  • 福岡展 2020年4月25日(土)~6月21日(日) 九州国立博物館
  • 札幌展 2020年7月4日(土)~9月6日(日)  北海道立近代美術館
  • 愛知展 2020年9月19日(土)~12月6日(日) 愛知県美術館
  • 静岡展 2020年12月19日(土)~2021年3月31日(水) 静岡市美術館
  • 東京展 2021年4月16日(金)~6月27日(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
  • 仙台展 2021年7月9日(金)~9月5日(日)  仙台市博物館
  • 山口展 2021年9月中旬~11月上旬 山口県立美術館
  • 兵庫展 2021年11月下旬~2022年2月下旬 兵庫県立美術館

公式サイト

Amazon

古代エジプトうんちく図鑑
  • 芝崎 みゆき
  • 価格  ¥ 1,760
  • 販売者 Amazon.co.jp