名古屋会場は3月9日より「ウォーリーをさがせ!展」

見るだけでなく、さがして楽しめる原画展。


2017年6月に出版30周年を迎えた、 『WHERE’S WALLY?(ウォーリーをさがせ!)』 。30周年を記念したウォーリーの絵本原画展は、2018年ゴールデンウィークに初公開した東京・松屋銀座に続き、横浜赤レンガ倉庫1号館、大阪大丸と開催されてきました。

いよいよ名古屋会場が開幕

2019年3月9日(土)からは名古屋の松坂屋美術館での名古屋会場展が開幕します。

会場では、日本初公開の絵本原画約50点のほか、本展のための限定アート“Anniversary Ball for Japan”、中村至男(アートディレクター)、寺田尚樹(建築家)、本城直季(写真家)の3人の日本人アーティストが制作した新作アートなど、合計約150点の作品を展示。さらにスタンプラリーなど、関連イベントも開催。グッズコーナーでは、展覧会オリジナルグッズ400アイテム以上を販売されるということです。



WHERE’S WALLY? (ウォーリーをさがせ!)とは?

1987年にイギリス人イラストレーター、マーティン・ハンドフォードによってWalker Books社(英)から出版された絵本。緻密に描かれたイラストの中から、“主人公ウォーリーをさがす”というゲーム感覚の作品。38ヶ国、30言語に翻訳され、全世界発行部数6,000万部を超えるビッグタイトルに。日本版は同じ年にフレーベル館から発行。『ウォーリーをさがせ!』シリーズとして現在46タイトル1,000万部以上発行されている。今年出版30周年を迎えさらなる注目が期待される。(「ウォーリーをさがせ!」の国内でのマスターライセンスを保有するプラザスタイルさんの2017年12月のプレスリリースより)

ⓒ DreamWorks Distribution Limited. All rights reserved.
ⓒ DreamWorks Distribution Limited. All rights reserved.

東京会場のようす

昨年4月に東京の松屋銀座で開催された同展の東京会場、編集部では初日に実際にお客さんとして観覧してきてます。その時の様子をご紹介します。

作者マーティン・ハンドフォードさんが描いたウォーリー絵本の原画の他、ウォーリー誕生以前の作品、映像展示など約150点が展示されるこの展覧会、実はウォーリーの原画が日本で公開されるのは今回が初めてなんだそうです。

展示の様子など

絵本の原画、設定イラストなどの展示

場内には日本初公開となる「ウォーリーをさがせ!」の絵本原画が展示されています。
サイズとしては絵本の実寸よりやや大きいくらいのものから幾つかのコーナーでは巨大パネルで展示されています。設定資料や初期の原稿、表紙の原画等も展示されていましたが、なんといっても、原画を使っての「ウォーリーをさがせ!」がたっぷり楽しめるという、贅沢な展覧会です。

ウォーリー以前の作品も

「生ウォーリー」(?)を楽しめるのもさることながら、作者のマーティン・ハンドフォードさんの初期の作品の展示や、スタジオのデスクをイメージしたディスプレイもありました。是非注目して欲しいのが、マーティンさんの六歳当時の作品。なんと、当時から非常に小さな人物を画面上にびっしりと描きこむという手法が使われています。

「ウォーリーをさがせ!」は編集者との打ち合わせの末に誕生した作品と聞いていましたが、もともとのアイデアは昔からあったというよりも、マーティンさんの作風以外の何物でもないのですね。

映像作品で動くウォーリー

会場内の数箇所に映像作品として動く「ウォーリーをさがせ!」のコーナーがあり、さらに作品の楽しげな気分を盛り上げます。また、作者初期作品のコーナーでは、展覧会のために描き下ろしたウォーリーが下描きから完成するまでを追った映像が公開されており、来場のお客さんが食い入るように見つめていました。今はCGも使われていますが、細いペンで少しづつ、少しづつ仕上げていく様子は感激です。

写真撮影について

場内は撮影禁止ですが、最後のセクション「ウォーリーと3人のアーティストたち」はフォトスポットになっていて撮影可能です。※東京会場での情報です。

東京会場での混雑具合

初日の夕方17時半の入場でしたが、そこそこ盛況というところで、極端にお客さんが多いわけではありません。にもかかわらず、「ぎりぎり快適に観られるかな」というレベルでした。

というのも、1点1点の作品は(絵本の原画なので)それほど大きくなく、普通の絵画の展覧会と違って、モノが「ウォーリーをさがせ!」のため、みんな近づいてじっと探します(笑)なので1点を3人くらいで観るのがもともと限界なのですね…。

所要時間*余裕をもったスケジュールを!

なにしろ会場一面に「ウォーリーをさがせ!」が展開されていますので、探して、さらに絵の細部まで観ると、楽に2時間はかかると思った方が良いです。物販コーナーもかなり広いエリアに様々な商品が展開されていて見どころが多いため、それも考慮して、時間には余裕をみて予定を立てておいたほうがベターかと思います。

感想など

最初の「ウォーリーをさがせ!」が出版されたのは1987年ということですが、マーティンさん自身は幼い頃からずっとこのモチーフを描き続けてきたのですねー。年を追うごとに精緻さは増していくのですが、子供時代の作品も負けず劣らずの楽しさで、万人が楽しめるコンテンツというのは骨の部分がやっぱり違うのだなぁと思いつつ、ウォーリーのごちゃごちゃの世界を楽しんできました。ぜひウォーリーを見つけにどうぞ!

開催概要

  • 誕生30周年記念 ウォーリーをさがせ!展 名古屋会場
  • 会期:2019年3月9日(土)~4月7日(日)
  • 会場:松坂屋美術館(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)
  • 主催:松坂屋美術館、朝日新聞社、メ~テレ

公式サイト