「浮世絵&古地図エスタンプ展」9月1日より神保町で

歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|日本橋 朝之景

歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|日本橋 朝之景

日本橋の南詰(京橋・銀座方面)から北詰を見た朝焼けの景観で、左側には幕府の法令や禁令を公示した高札場が見える。左手前は日本橋魚河岸で仕入を終えた帰路の魚売りたち。橋の上には七つ立ち(午前四時頃出発)した参勤交代の大名行列を描く。

歌川広重不朽の名作 保永堂版「東海道五十三次」を楽しむ 

「東海道五十三次」を身近に楽しむ「浮世絵&古地図エスタンプ展」がブックハウスカフェ(神保町)にて2018年9月1日(土)~9月8日(土)まで開催されます。江戸時代を代表する浮世絵師・歌川広重の「東海道五十三次」の日本橋から京都までの名所を描いた55枚の浮世絵を中心に、同時代に発行された古地図「東海木曽両道中懐宝図鑑」も加え、広重が浮世絵を描いた場所と目線を想像しながら楽しむことができます。展示の他に浮世絵摺師による実演イベントも。

保永堂版「東海道五十三次」とは

幕末前の爛熟した町人文化の中で庶民の欲求とニーズに合った名所シリーズとして広重が発表したのが保永堂版「東海道五十三次」です。その数年前に刊行された葛飾北斎の「富嶽三十六景」の斬新な作風に刺激され、広重は西洋式の遠近法などの大胆な構図をも採用し、浮世絵風景画の新境地を開拓しました。広重は20種類ほどの「東海道」シリーズを手掛けていますが、今日でも世界的名作として評価されているのは最初に刊行された保永堂版です。

展示作品は、浮世絵原画の非常に繊細な色彩を、現在のデジタル印刷技術を活用することで、忠実に再現したものです。すべての展示作品は、購入が可能(受注生産品含む)で、日本の歴史・文化である「東海道五十三次」を、より身近にお好みのスタイルで楽しんでいただけるものとなっております。

主な展示作品

  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|日本橋 朝之景
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|品川 日之出
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|神奈川 臺之景
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|保土ヶ谷 新町橋
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|戸塚 元町別道
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|藤澤 遊行寺
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|平塚 縄手道
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|大磯 虎ヶ雨
  • 歌川広重 保永堂版「東海道五十三次」|小田原 酒匂川

浮世絵摺師による実演イベントも

浮世絵摺師による実演の様子

9月6日には、江戸木版画の技術と文化をいまに伝える高橋工房の浮世絵摺師による実演が開催されます。(事前予約制、参加費:前売券1,500円、当日券2,000円※ワンソフトドリンク付)。

イベント概要

項目 内容
イベント名 「浮世絵&古地図エスタンプ展」
主催 デジタル・エスタンプ株式会社
協力 トッパン・フォームズ株式会社、株式会社こちずライブラリ、株式会社高橋工房
期間 2018年9月1日(土)~9月8日(土)
11:00~23:00(土日祝は19:00まで)
開催場所 ブックハウスカフェ
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F
入場料 無料(摺実演イベントへの参加には別途費用)
アクセス 都営三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅より徒歩1分

摺実演イベント

高橋工房代表取締役 高橋 由貴子 氏

高橋工房代表取締役 高橋 由貴子 氏

  • 摺実演:9月6日(木) 18:30~19:30(第一部)
  • 参加費:事前予約1,500円、当日受付2,000円※ワンソフトドリンク付
  • 定員 :30名さま(事前予約制)

交流会 同日の19:30~20:30(第二部)

実演終了後、高橋さんを囲む江戸木版画の技術と文化の交流会を行います。

  • 参加費:2,000円※軽食と飲物付

摺実演イベント(第一部、第二部)の事前予約受付電話は、03-6802-7728(トッパンフォームズ事務局)
(受付時間は土日・祝日を除く9:00~18:00)

モモン

ライター:

モモモサーバー編集長。好きな食べものはカレーパンとパイナップル。興味のあることにどんどん首を突っ込んで行きたい。どちらかというと映画よりも展覧会やの方が自分のペースで楽しめるので気に入っている。