フェルメール展の混雑状況と回避方法を複数回調査(上野の森美術館)土日は混雑?平日なら空いてる?

上野の森美術館の看板<br />編集部コロコロ撮影

上野の森美術館の看板
編集部コロコロ撮影

混雑状況ウォッチ:開催2日目の土曜日、さらに平日の状況は?

上野の森美術館で「フェルメール展」が2018年10月5日(金)より開催中です。混雑緩和のため今回、日本の美術展では適用の少ない「日時指定入場制」を導入していますが実際の状況はどうでしょうか?開催2日目の土曜日、さらに1週明けて平日の混雑状況もウォッチしてきました。スタッフの方にも現状や混雑回避対策を伺ってきたのレポートします。また、公式によるリアルタイムの混雑情報について、混雑をあえて楽しむためのTIP等もご紹介しています。※会期は2019年2月3日(日)まで

日付指定入場制について

フェルメール展の入場は、待ち時間緩和を目的として、事前に入場券を購入する方式をとっています。1日を6つの入場時間枠に区切り、その間の入場者数を調整しています。

入場時間枠と時間

下記のような時間が示されているのですが、これがちょっと紛らわしいのです。

  1. 09:30 – 10:30
  2. 11:00 – 12:30
  3. 13:00 – 14:30
  4. 15:00 – 16:30
  5. 17:00 – 18:30
  6. 19:00 – 20:00

現地取材でわかった勘違いしがちな3つのポイント

  • 6つの時間枠は、各90分ですが、その時間しか鑑賞できないわけではないです。
  • 入場時間は、各時間枠の間なら、いつでもOK。
  • 総入れ替え制ではなく、入館後の時間制限はありません。

なじみのない日付指定入場制。始まったばかりということもあり、システムがよく飲み込めていない方も多いように思いました。私自身もいくつも勘違いをしている部分がありましたので、後半に現場取材で得た混雑を回避して快適に観覧する方法についてまとめを書きました。

混雑状況ウォッチング(1) 開催2日目 10/6(土)

フェルメール展開催2日目の土曜日、10/6の15:00ごろの状況レポートです。行列が形成され、結構並んでいます。

列は後ろに続いています。(編集部コロコロ撮影)

まだ伸びています。(編集部コロコロ撮影)

最後尾はレストラン(レ・クワトロスタジオ―)が見えるところまで<br />編集部コロコロ撮影

最後尾はレストラン(レ・クワトロスタジオ―)が見えるところまで
編集部コロコロ撮影

入館が始まっても列は続く

15:00になると、最前列から入館が始まります。順次中に入っていき、館内への入り口のところでは、第一陣が入館すると、しばらく待ちます。

多くの方が指定の時間に合うように到着します。指定されたスタート時間を目指してやってくるので、人が殺到し、行列になってしまっているようです。午前中は、もっと長い列になっていたとのことで、この状態でもまだ空いている方だと係の方がおっしゃっていました。

(怖い絵展の行列は、パーテーションポールを使いS字に蛇行させていました。今回は列を一列に伸ばしているので、必要以上に列が伸びて見えてしまいます。)

混雑回避(行列緩和)の対策

指定時間は、時間厳守ではない

指定時間は、時間厳守ではないということを肝に銘じておきましょう。スタートに時間に合わせていく必要がない。というより、ずらしていくべきです。係の方によれば、1時間もすれば、全く並ばずに入ることができるそうです。例えば、15:00~の受付の場合だと、16:00に行けば、すぐに入れますとのこと。さらに言えば、16:30ギリギリでもよいわけです。入れ替えではないので16:30を過ぎても退館は不要です。入館さえすれば、(閉館時刻まで)ずっと鑑賞していることができます。

行列の原因は日本人の習性によるもの?

実はこれ、申込のところにもちゃんと書いてあるんです。しかしどうしても日本人の習慣なのでしょうか。時間通り、あるいは早めにでかけます。中には1時間前から並んでいる方もいらっしゃるそうです。それが行列の原因になっているようです。せっかくの予約制です。賢く利用しましょう。時間通りに行って、並んでいたら、周囲の散策をしてからのんびり入館してもよいのです。

当日券もあった!

ところで、当日券があることをご存知ない方も多いのではないでしょうか?事前予約ということが浸透しているためなのか、逆に意外と知られていないのかも知れません。実は私もそうでした。

入口のこの看板があって知ったのです。

15:00の時点の当日日時指定券 販売状況<br /> 19:00~の回がまだ残っていました。もっと早い時間なら、他の枠も空いていたようです。<br />編集部コロコロ撮影

15:00の時点の当日日時指定券 販売状況

19:00~の回がまだ残っていました。もっと早い時間なら、他の枠も空いていたようです。
編集部コロコロ撮影

当日券は現地で購入することができまが、すぐの時間帯に空きがあることはまずないと考えられます。連休などはすでに朝から一杯ということもあるようです。空き状況は前日にインターネットより確認ができ、予約も可能です。

混雑状況ウォッチング(2) 10/15(月)、10月17日(水)の2回、平日に再度調査

上野の駅前だけに限って言うと、実は平日でも休日でもそんなに混雑状況に変わりはありません。というかいつも混んでいます…。ウォッチしたこの日は月曜日で東京国立博物館や国立西洋美術館などはちょうど休館日。本展は休館日が12月13日(木)のみなので「月曜日も開館しているので狙い目です」とコピペするサイトさんがかなり多いのではと思います。と他所のことはともかく、上野公園まで行って来ました。

編集部撮影
2018年10月15日(月)

どうでしょう。先程の行きの詰まるような土曜日の写真に比べると美術館の前は多少の列があるものの空いています。待ち時間については「0分」とあります。もっと言えばこの写真は14時過ぎなので日時指定枠の「3」の13時から、最終入場14時30分の枠にあたる時間帯です。なので、会場前のお客さんは行列解消後というよりは単純にこの枠のチケットを購入するために普通に並んでいるということになります。

水曜日

10月17日の12時45分頃です。確かに「待ち時間は0分」とありますが、行列自体は存在しています。まぁ、確かに一番乗りしたいという気持ちもわかるなーとも思います…。

当日券でも事前購入でも実は同じ列!?

当日券を購入した方は、事前購入の方と同じ列に並びます。

ということは事前購入しなくても同じってことじゃない?と頭をよぎってしまいますが、取材の時点では会期が始まったばかりのため、今後は当日枠が事前予約で埋まっていくことが予想されます。また、現地調達だと入館までの時間をつぶさないといけないという問題もあります。

映画館の座席を当日、予約するような感じと思えばいいでしょうか?

当日日時指定券の事前購入VS当日現地で購入の比較

事前に購入

  • 販売枠に余裕がある入場時間枠のみ、
  • インターネット、インフォメーションダイヤル、ぴあ店舗(各販売枠最終入場時間の30分前まで販売)
  • 会場チケット窓口(各販売枠最終入場時間まで販売)

当日に会場で直接購入

  • 販売枠に余裕がある入場時間枠のみ
  • 会場チケット窓口にて販売。
  • 到着し時刻よりあとの時間になる可能性大

「フェルメール展」の日付指定入場制攻略法まとめ

これらを踏まえて、今回の日付指定入場制攻略法として下記のような対策をまとめてみました。

  • しっかり事前に予約して、入館を遅めにする。
  • 前日の空きを確認して予約、時間をずらしてでかける
  • 当日、空き状況を見て考える
  • 律儀に並ぶ必要はない。
  • 待ち時間は、時間調整場所を利用
  • 人の行動を予測してその逆を考える

公式のリアルタイム混雑情報も活用を

公式Twitterアカウントでは「ミルクさん」が入場時間空き枠などをツイートしてくれています。

ネットの評判

行列の時間を活用する方法

並ぶのもまた楽し・・・予習時間に

第一陣のグループで入館し、フェルメールルームに直行してなるべく空いている状態で見るという作戦もあります。待つことも一つのイベントととして、楽しみにしちゃいましょう。フェルメール関連の書籍を持っていき、それを読みながら、鑑賞に備えたり、HPで「見どころ」や「作品紹介」を確認したり、お土産グッズをチェックしたりの予習の時間にあてるというのもアリでしょう。

早めに着いて時間まで寄り道できるスポット紹介

上野の森美術館周辺で無料で時間を過ごせるおすすめスポットをピックアップしてみました。

「フェルメール展」

  • 上野の森美術館
  • 2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)
  • 日時指定入場制

オフィシャルのHP

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この記事について

ライター:コロコロ(初稿、土曜日の混雑状況ウオッチ、日時指定入場制と混雑回避についての考察、空き時間の活用方提案のトピック部分
ライター:モモン(平日の混雑状況ウオッチ)
編集:モモモサーバー編集部(編集、写真調整、構成その他)

コロコロ

ライター:

ライター 美術ってわかりにくい・・・ 他ジャンルのライター経験を生かして、自分の体験をもとに、どんなポイントをつかむと理解の糸口になるのか、記事にしたいと思っています。 WebSite