伝記絵本『フェルメール この一瞬の光を永遠に』発売 謎に包まれた生涯と傑作に秘められた魅力にせまる

「アートな絵本シリーズ」第11弾

歴史上の偉人の伝記というのはたくさん発売させていますが、芸術家、特に画家の生涯ってもっと知られても良いのでは?と思っていたのですが、ありました。『フェルメール この一瞬の光を永遠に』。西村書店よりアートな絵本シリーズ」として12月3日に発売になりました。

謎の巨匠、フェルメール。

17世紀のオランダ、デルフトの町で生まれ、『真珠の耳飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』などの傑作を描いた巨匠、ヤン・フェルメール(1632~1675)。「光の魔術師」ともよばれ、世界でもっとも愛されている画家のひとりですが、その生涯の多くは謎に包まれています。詳しい記録がほとんど残されていないので、画家になるため誰のもとで修業して絵を習ったのか、ということすらわかっていません。

この絵本では、残されているわずかな記録と、35枚の絵に導かれて作者が思いをはせた画家の人生や暮らしぶりを、17世紀のデルフトの街並みや当時の文化・風俗、室内の様子などを交えて描きだしています。

圧倒的な静けさ、輝く光の粒、気高さを感じる青の美しさ—-。そして、日照時間の短いオランダにあって、透明でやわらかな光を描きたいと願った画家の想いにあふれた物語です。そして特筆するべきことに、本書には7点のフェルメールの作品が掲載されています。

書籍情報

  • 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 ■2018年12月3日発行
  • ISBN 978-4-89013-992-7 ■定価:本体1800円+税
  • キアーラ・ロッサーニ 文/アンドレア・アレマンノ絵/結城昌子 監訳
    ■- 4変型判・上製・40ページ・漢字に総ルビ ■発行・発売:西村書店

「フェルメール展」

【東京展】上野の森美術館:2019年2月3日まで開催中
【大阪展】大阪市立美術館 :2019年2月16日~5月12日

「アートな絵本」シリーズは既11巻

美術史に残る偉大な画家や作家の生涯を描いた伝記絵本や、古典文学にふれる最初の一歩に最適な名作絵本を集めたユニークなシリーズです。

●下段・左から『ゴッホ 風がはこんだ色彩』/『サン=テグジュペリと星の王子さま』/『ゲーテ原作 ファウスト』(見開きページは『ゲーテ原作 ファウスト』)
●上段・左から『オデュッセウスの旅』/『シャガール わたしが画家になったわけ』/『クリムトと猫』/『ジョットという名の少年』/『天才レオナルド・ダ・ヴィンチと少年ジャコモ』/『ラファエロ 天使に愛された画家』/『ミケランジェロ 石に命をふきこんだ天才』 

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