モスバーガーの「東京MOSごと美術館」が障がい者アート作品を募集中

ハンバーガーを食べて、 アートを楽しむ!が令和のモス流?

 都内のモスバーガー10店舗で現在開催中の、 障がい者アート展「東京MOSごと美術館2019」。 これは新潟県にお住まいの障がいのある方々が描いた作品を店舗で展示するという企画で、 野菜やお花など、 お店の雰囲気に合う作品を各店舗5点程度展示するというもの。 作品に作者の紹介を添えることで、 障がい者アートがより身近に感じられる工夫がなされています。  今回、 東京では初開催となり、 お客さんからも、 ハンバーガーの出来上がりを待ちながら、 紹介VTRを眺めたり、 食事をしながら作品を鑑賞したり、 撮影したりり、 といろいろな楽しみ方ができると好評ということです。

※現在開催中の店舗

-秋葉原末広町店、 大崎店、 国立大学通り店、 洗足池店、 千鳥町店、 成増店、 西葛西北口店、 西葛西南口店、 東久留米滝山店、 六本木店の10店舗

「東京MOSごと美術館2020」に向けての作品を募集中

  • [左] 展示イメージ:西葛西南口店
  • [右] 【展示イメージ:大崎店

 また、 来年の「東京MOSごと美術館2020」に向けて、 東京近郊で活動する障がいのある方々のアート作品を福祉施設を通じて募集中です。 募集期間は2019年10月31日(木)。 応募資格は「障がいのある方の表現活動が行われている関東近郊の福祉施設」となり、 1施設につき何名でも応募可能。 また、 絵画、 イラスト、 グラフィックデザイン、 書など素材やテーマは自由、 応募料金は無料とのこと。 詳細は「MOSごと美術館」の特設サイトをご確認下さい。


「MOS ごと美術館」とは

 新潟県の「まちごと美術館cotocoto」事業に賛同し、2016 年に県内の店舗でスタートした企画。モスバーガーを通じて、障がい者アート触れる機会を創出することで、地域、施設、作家ご自身やご家族から多の反響があるということです。

東京MOSごと美術館2019 の作家と主な作品

下記で紹介している作品は一部で、全50点が展示中です。

『モスバーガー』 (展示場所:六本木店、 東久留米滝山店)

  • 作者: 小田 潤(おだ じゅん)
  • プロフィール: 1985年生まれ。 好きな自動車や公園のブランコ、 過去の思い出に、 ふとテレビで流れたイメージまでモチーフはさまざま。 「○○描いて」 との提案にも応じて描く。 彩色にこだわりがあり、 自分の納得する濃さになるまで丹念に塗り続ける。 描き終えた後にジュースを一気に飲むのが至福のとき。

『難崖富士山(なんがいふじさん)』 (展示場所:国立大学通り店)

  • 作 者: 石栗 仁之 (いしぐり ひろゆき)
  • プロフィール: 作品は一見すると淡彩の風景画のように見えるが、 よく見るとびっしりと線が書き込まれていることに気がつく。 さらにいずれの絵もその隅には “スタート” と “ゴール” の文字がある。 これは絵全体が迷路として描かれいる。 石栗は小学校5年生の時、 友人が迷路を書いているのを見て「自分もできるのでは? 」 と書き始めた。 それ以来一貫して迷路を書いている。 宇宙や動物の図鑑を好み、 休日は図書館から借りてきた本を読んで過ごすことが多い。

『ピアノ』 (展示場所:六本木店)

  • 作 者: 堀井 銀次(ほりい ぎんじ)
  • プロフィール: 新潟県 柏崎市生まれ。 絵を描く活動にあたって特別な指導は受けておらず、 紙・ 画材を自ら選び制作に打ち込んでいる。 サインペンを好んで使い、 細部まできちんと塗りつぶす作業は丁寧に時間をかけて行っている。 絵描く際は、 下書きなど一切せず直線も定規など使わずに描いていく。 聴覚がと敏感で 「耳栓」 を日常的に活用している彼が楽器を描くとトゲトゲなどが多見られる。 音に敏感なだけにきれい音を奏でる 「ピアノ」 もこん感じに思えているのかもしれない。

『ラグーン』(展示場所:六本木店)

  • 作者:しゅんすけ
  • プロフィール: 絵の密度に驚かされる。 “みんなに見てもらえる時間が長くなれば” と描く要素をどんどんと増やしていった結果だという。 実はこのような絵を描くようになったのは最近のこと。 これまでは写実的な人物や風景を描くことが多かったが、 キャラクターのような動物を描いたところ、 周りの人に喜んでもらえたことが嬉しく、 描いているうちに自分でもその画風が好きになってきた。 何より絵を見て笑ってもらえることが描き続けるモチベーションとなっている。

『海のそば』(展示場所:六本木店)

  • 作者:塚田 修二 (つかだ しゅうじ)
  • プロフィール: 1946年生まれ。 10年程前より絵を描き始める。当初は「絵なんか描けるかー」 と言っていたが、 人から褒められたことをきっかけに段々と自信をつけていく。 主に写生会に出かけた時に描いた花や風景をモチーフに描く。 展示会で絵が売れた時には、 そのお金で通っている施設のみんなに寿司をごちそうした。

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