[行ってきた]かなり詳しい「ルーベンス展」みどころ紹介 ※トークイベント情報追加

会場入口
報道内覧会にて編集部撮影

「ルーベンス展―バロックの誕生」1月20日まで

上野公園の国立西洋美術館で「ルーベンス展―バロックの誕生」が開催されています。会期は2019年1月20日まで。ペーテル・パウル・ルーベンスといえば、『フランダースの犬』。最終回でネロとパトラッシュが天に召されるシーンの聖母大聖堂の祭壇画で日本では知られていますが、西洋では圧倒的にルーベンスの方が知られています。17世紀ヨーロッパを代表し「王の画家にして画家の王」と呼ばれたこのルーベンスを、本展覧会ではイタリアとのかかわりに焦点を当てて紹介します。

この記事では、ルーベンス最後の大作といわれる《聖アンデレの殉教》の出品など、見どころ満載の本展の魅力を、開幕に先立って行われた報道内覧会での取材による会場レポート、そして展示作品の一部の画像でご紹介します。

最新情報(12月28日):「山田五郎さんトークイベント」“再追加”開催決定!

山田五郎さんがルーベンス展について解説するトークイベント、大好評につき再追加開催が、1月9日(水)に決定しました。
過去2回とも早々にソールドアウト、トークの内容も改訂を重ね、時間も拡大している大好評の本イベント。今回も展覧会入場券とヴィタメールマカダミア・ショコラがついたスペシャルチケットとして販売されます。

  • 開催日 :2019年1月9日(水)14:00〜15:00
  • 場所 :国立西洋美術館 講堂(地下2階)
  • 販売価格:4,000円(税込)
  • 販売場所:公式サイト内チケBOO!、チケットぴあWEBサイト(Pコード:763-317)、ぴあ音声認識予約(0570-02-9999)、ぴあステーション、セブン-イレブン マルチコピー機 (「チケットぴあ」を選択してください。)

詳細は公式ホームページの「チケット」をご参照ください。

ルーベンス展の見どころ まとめ

日本初公開!ルーベンス最後の大作が来日

まず特筆すべきは、ルーベンス最後の大作といわれる《聖アンデレの殉教》の出品。

"ペーテル・パウル・ルーベンス《聖アンデレの殉教》

この大画面には、ヤコブス・デ・ウォラギネの「黄金伝説』に記述された、聖アンデレの殉教場面のクライマックスが描かれています。ギリシャのパトラスにて、ペテロの兄弟で漁夫のアンデレは、ローマ総督アイゲアテスによって十字架にはりつけにされました。2日間十字架に残されたアンデレは、彼を取り巻いていた2万人の人々に教えを説きました。アイゲアテスに怒った人々が脅したため、彼はアンデレを十字架から外すよう部下に命じましたが、アンデレは生きたまま十字架から降りることを拒絶し、祈りをとなえました。するとその瞬間に天から一条の光がさし、彼の霊は光とともに昇天したというシーンです。

本邦初公開含むルーベンス作品約40点が10ヵ国より集結

“絵筆の熱狂”と称される筆さばき、バロック美術の巨匠らしい豊穣な作品をお楽しみください。

3メートル級の大作・祭壇画が一堂に並ぶ、圧巻の展示構成

《聖アンデレの殉教》(縦3m)、《エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち》(横3.5m)等を観賞出来ます。

アントワープ聖母大聖堂の祭壇画を“ほぼ原寸大”4Kで再現

『フランダースの犬』最終回で有名な《キリスト降架》を含む大作を極上映像+音声で上映。

会場レポ

会場入口
報道内覧会にて編集部撮影

10月15日に行われた報道内覧会を取材して来ました。会場の展示の様子などをお伝えします。

展示のようす

本展は時系列ではなく、テーマ別に分けられた構成となっています。非常に大勢の報道陣が詰めかけていました。

報道内覧会の様子 編集部撮影
画面の中央は《聖アンデレの殉教》

ルーベンス最後の大作といわれる《聖アンデレの殉教》。素早い筆使い、生命に溢れた躍動感。近くではっきり見られるのは非常に稀な機会ということです。

報道内覧会の様子
編集部撮影

ミュージアムショップ

報道内覧会にて編集部撮影
報道内覧会にて編集部撮影

非常に豪華な図録は税込み3000円。なんと表紙が2種類から選べます。どちらを買うか迷いますねー。

混雑情報(公式Twitterについて)

公式Twitterも混雑情報や展覧会の見どころについてつぶやいています。

関連:『ルーベンスぴあ』[ad]

「ルーベンス展―バロックの誕生」開催記念MOOK『ルーベンスぴあ』が発売されています。17世紀ヨーロッパを代表するバロック美術の巨匠・ルーベンスの魅力と展覧会の見どころをわかりやすく解説したガイドブックということです。

次のページより展示作品の一部をご紹介します。