[読プレ有]特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」2019年5月より東京国立博物館で

唐獅子図屏風 狩野永徳筆 六曲一双のうち右隻安土桃山時代・16世紀 宮内庁三の丸尚蔵館蔵展示期間:5月3日(金・祝)~19日(日)

最終更新:2019年2月18日 読者プレゼント応募受付

中世から近世の名だたる日本美術の名品を公開

東京国立博物館では特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」を2019年5月3日(金・祝)~6月2日(日)に開催します。本展は、「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝・国宝プロジェクト―」の一環として開催されるものです。狩野永徳筆で、皇室ゆかりの名品である「唐獅子図屏風」、永徳最晩年の名品で国宝の「檜図屏風」を、会期前後半に分けてそれぞれ公開するのに加え、雪舟、尾形光琳、葛飾北斎らの名品を、一堂に紹介する展覧会となります。

紡ぐプロジェクト

皇室ゆかりの優品や国宝・重要文化財をはじめとする日本の美を、広く国内外へ、さらに未来へ紡ぐために、文化庁、宮内庁、読売新聞社が協力して進めていくプロジェクトです。特別展覧会の開催に加え、フォーラムなど関連事業や、日本美術・文化の魅力を発信するポータルサイトの開設、文化財修理事業をプロジェクトの柱として実施します。貴重な文化財・美術品の公開を通じて得た収益の一部を修理に充てることで、文化財・美術品を後世に紡いでいくために欠かせない「保存、公開、修理」という一連のサイクルが永続する仕組みを作っていきます。

主な作品の紹介

「唐獅子図屏風」 狩野永徳筆

狩野永徳(1543-90)は、安土桃山時代に活躍した狩野派の代表的な絵師で、その勇壮な画風は日本美術史の中でも特筆されます。その代表的な傑作である「唐獅子図屏風」は、もとは城内の床貼付け、あるいは陣屋屏風とも言われる特に大型の作品。※5月3日(金・祝)~19日(日)展示

唐獅子図屏風 狩野永徳筆 六曲一双のうち右隻安土桃山時代・16世紀 宮内庁三の丸尚蔵館蔵展示期間:5月3日(金・祝)~19日(日)

国宝「檜図屏風」 狩野永徳筆

狩野永徳の最晩年の作で、桃山時代の金碧障屏画の一つ。天正17年(1589)に念願の実子・鶴松(棄丸)を得た豊臣秀吉は、その翌年に猶子としていた正親町天皇の孫・智仁親王との関係を解消し、かわりに八条宮家を創設して御殿を造営させました。その御殿のために狩野永徳一門が描いた障壁画の一部分が、この檜図です。現在は屏風に改装されていますが、「大蛇が奔るが如き」と評された永徳の力強い表現は失われていません。八条宮家の後身である旧桂宮家に伝えられた後、宮内省に引き継がれ、大正時代に帝室博物館(現東京国立博物館)に移管された作品です。※5月21日(火)~6月2日(日)展示

国宝「秋冬山水図」 雪舟等楊筆

本作品は、落葉した木のある手前の岸から、ジグザグの山道を経て、遠くの楼閣を見晴るかす秋景と、切り立った巨大な崖のもと、雪深い山間の道を踏み分けていく一人の旅人を描く冬景からなります。本図では、近くから遠くへと岩山を配置することで、奥深い空間が表現されており、雪舟以前の日本の水墨山水画には見られなかった構築性が明確に示されています。※通期展示

重要美術品「花鳥遊魚図」 長澤芦雪筆

長澤芦雪は、江戸中期に活躍し、円山応挙の弟子として知られます。曽我蕭白や伊藤若冲とともに「奇想の画家」として位置づけられ、高い評価を得ています。本作は、身近な動植物を巧みな筆致で描き出した画巻です。その詩情豊かな描写は、近世花鳥画巻の中でも屈指の出来栄えと言えるでしょう。※通期展示

重要美術品 花鳥遊魚図 長澤芦雪筆 江戸時代・18世紀<br />文化庁蔵” class=”wp-image-16567″/></figure></div><h3>「更級日記」 藤原定家筆</h3>
<p>平安時代中流貴族の一女性、藤原孝標の娘による回想記で、『源氏物語』が書かれて評判になった少女時代から、夫に先立たれた晩年までが記されています。現在写本の粗本として、また藤原定家(1162~1241)の作品として、よく知られています。※5月3日(金・祝)~19日(日)展示</p>
<ul class=

重要文化財「色絵若松図茶壺」 仁清作

仁清は丹波(現兵庫県の一部)出身で、京焼の大成者として名高い陶工です。この茶壺は仁清黒とよばれる光沢のある黒釉が掛けられており、土肌の部分を土坡に見立てて、金で山並みを表し、赤、緑と金銀を用いた若松、椿などの図がリズミカルに配置されています。讃岐国(現香川県)丸亀藩主京極家に伝来しました。※通期展示

重要文化財 色絵若松図茶壺 仁清作 江戸時代・17世紀文化庁蔵

開催概要

項目内容
名称特別展「美を紡ぐ日本美術の名品―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」
会期2019年5月3日(金・祝)~6月2日(日)
※5月6日(月・休)を除く月曜と5月7日(火)は休館
会場東京国立博物館本館特別4・5室
主催東京国立博物館、文化庁、読売新聞社
協力宮内庁
開館時間午前9時30分~午後5時
※金・土曜日は午後9時まで
※入館は閉館の30分前まで

読者プレゼントのお知らせ

こちらの展覧会の招待券を5組10名様にプレゼントいたします。当サイトの「問い合わせ」より、「日本美術の名品 チケット希望」の旨、メールアドレス及び送付先住所氏名を添えてご応募ください。応募受付は2019年4月14日(日)23:59まで。当選発表は発送をもってかえさせていただきますのであらかじめご了承くださいませ。