相模の大凧祭り 日本一の八間大凧、今年は「令和」

相模の大凧祭り

今年も相模の大凧祭りが5月4日・5月5日に開催されました。日本一の大凧が揚げられる会場は、四会場中、一番大きい新戸会場。相模の大凧のチラシによると、大凧の歴史は古くは天保年間(1830年頃)からと言われ、本格的に大凧となったのは明治中期からということです。現代、令和元年から始まる新時代においても、大凧保存会をはじめとした地元団体に伝統は受け継がれており、相模原の5月の風物詩として親しまれています。

今年の題字は「令和」

今年の大凧の題字は、新天皇即位を記念して「令和」。毎年、大凧の題字は市民から募集し、原字は相模原市長が直筆するそうなので、3月に就任した本村賢太郎市長によるものということになります。大凧の大きさは八間四方。なんと14.5m四方で重さは1トンもあります。他に『てるて姫』が描かれた四間凧、『天福』と記された三間凧などが用意されました。

残念ながら4日の時点では風が弱く、八間の大凧を揚げることが出来ませんでした。大凧を揚げるためには風速7メートルの南風が必要とされていますがこの日は1~2m。14時過ぎ、それでもなんとか三間凧は空に舞います。

この後、天候が急変、季節外れのヒョウが舞う荒天となりました。凧は和紙が貼られているため水に弱く、雨に濡れると紙が溶けてしまいます。運営本部の好判断で天気が崩れる前に和紙を外して事なきを得ました。毎年観戦に来ている方の話では、例年2日間の会期中、最後の日は多少無理をしてでも揚げにいくということで、やはり初日は大事を取らないといけないようです。

大凧まつりは明日5月5日もJR相模線、相武台下駅から徒歩15分の相模川散策路沿いの会場で開催。

大凧祭りに行く人向け

現地へのアクセス

相武台下駅から無料シャトルバスが運行されていますが、徒歩でも会場まで15分くらいです。駐車場もありますが、11時前には満車になります。シャトルバスは専用で巡回はしていますが、特に復路ではそれなりに並びます。

暑さ寒さ対策

取材時は気温23度。河原なので日差しは強いです。サングラス、日傘、紫外線対策は必須。また、お祭りとしては会場が広範囲にわたるため、水はあらかじめ用意しておくと良いでしょう。観覧席として、下手にブルーシートが敷かれたエリアがあり、自由に座れます。そして、天候が急変した場合、さえぎるものがありません。レインコートがあると便利です。今回、15時前からゲリラ豪雨(ヒョウ)となり、カサのない人は大変なことに!

トイレ

会場下手に1箇所、会場外の会館に1箇所。どちらも長蛇の列になります。こればかりはどうしようもないです…。

凧はどっちでもいい!?でも揚がってほしい!

「正直、凧は揚がっても揚がらなくてもいいんだ、みんなでこうして集まって楽しめることが素晴らしいんだよねー」(観覧席でビールを楽しんでいたオジサン)。

いやいやいや!日本一の大凧が5月の空に舞う姿、見たいじゃないですか!
が、たしかに7メートルの風が吹くと見ている方や露天もいろいろ大変ですし、風がないと凧が飛ばないしで、いたしかゆしではありますね。基本的に風を待ちながら、地元団体のパフォーマンスをながめながらのんびりするというスタイルが一番楽しめそうな感じではあります。

相模の日本一大凧まつり2019

  • 2019年5月4日(土)、5日(日) 10時-4時
  • 新戸スポーツ広場(相模原市相模川新戸地区河川敷)
  • 主催:相模の大凧まつり実行委員会・新戸大凧保存会

※写真はすべて編集部撮影。

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