「博物館に初もうで」しに行ってきました@東京国立博物館

[開催中] 「博物館に初もうで」東京国立博物館 混雑や会場の様子も

東京国立博物館の恒例のお正月企画「博物館に初もうで」が開催中です。2019年の干支は「亥(いのしし)」。同館所蔵の国宝「松林図屛風」(長谷川等伯筆)をはじめとする、選りすぐりの作品が展示されるほか、「イノシシ」を題材にした作品や国宝「古今和歌集(元永本)下帖」、「冨嶽三十六景・凱風快晴」など、名品の数々を楽しめます。

この記事では今年最初の開館日1月2日に取材した会場の写真とともに、展示作品を紹介します。特集「博物館に初もうで イノシシ 勢いのある年に」の会期は1月27日まで。この機会に博物館に初もうでを楽しんでみては?

会場の写真

9時半の開館より少し遅れて到着。観覧券の購入に5分程度並びました。年間パスをお正月に更新する方が多いようで、受付カウンターの方にも列が出来ていました。11時よりイベントが始まることもあり、徐々にお昼に向けてお客さんが増えてきて場内も混雑しはじめていました。

池坊・蔵重伸氏による、いけばな展示は1月14日(月・祝) まで正門、本館玄関、本館大階段で

和太鼓 湯島天神白梅太鼓

11時になると「湯島天神白梅太鼓」が本館前のステージで開催。イベント時は非常に混雑しますのでご注意を。また野外ですのでコートをコインロッカーに入れてしまった人は早めに取り出しておいた方が良いでしょう。

この他に獅子舞なども。ステージでのお正月のイベントは2日、3日のみですが、特集「博物館に初もうで イノシシ 勢いのある年に」やミュージアムシアターの「風神雷神図屛風」など三が日以降もみどころが満載です。1月16日からは特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」 も始まりますし、今年もトーハクに注目ですね!

※ここまでのセクションの写真はすべて2019年1月2日に編集部が撮影したものです。

みどころと作品紹介

特集「博物館に初もうで イノシシ 勢いのある年に」

  • 1月2日(水)~27日(日)本館特別1室・特別2室
野猪 石川光明作 大正元年(1912) 石川光明氏寄贈 東京国立博物館蔵

イノシシは、日本全国に生息しており、狩猟の対象となる身近な動物でした。食用として人の生に密着していることや多産であることなどから、豊穣を象徴する存在であり、「猪突猛進」という言葉があるように、前に突き進む猛烈な勢いが信奉される場合もありました。本特集企画では「イノシシ」にあやかり、勢いのある1年になるよう、「イノシシ」をモチーフにした様々な作品が展示されます。

主な展示作品

猪図 岸連山筆 江戸時代・19 世紀 東京国立博物館蔵
  • 野猪 石川光明作 大正元年(1912) 石川光明氏寄贈
  • 浮世七ツ目合・巳亥 喜多川歌麿筆 江戸時代・19世紀
  • 猪図 岸連山筆 江戸時代・19世紀 ハーディ・ウィルソン氏寄贈
  • 重要文化財 埴輪 猪 古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市大字境上武士字天神山出土
  • ※ いずれも東京国立博物館蔵

新春 名品公開

国宝「松林図屛風」が2年ぶりに本館で公開されるほか、年のはじめを寿ぐ様々な名品が展示されます。

国宝 松林図屛風 長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀 東京国立博物館蔵
本館2室(国宝室)[1月2日(水)~1月14日(月・祝)]

国宝「古今和歌集(元永本)下帖」/「冨嶽三十六景・凱風快晴」

  • [左]国宝 古今和歌集(元永本)下帖 平安時代・12 世紀 三井高大氏寄贈 東京国立博物館蔵 本館3室[1月2日(水)~1月14 日(月・祝)]
  • [右]冨嶽三十六景・凱風快晴 葛飾北斎筆 江戸時代・19世紀 東京国立博物館蔵 本館10室[1月2日(水)~1月27日(日)]

国宝「古今和歌集(元永本)下帖」(左)は現存最古の『古今和歌集』の完本。装飾料紙と仮名の共演がとても美しいです。本館3室にて、1月2日(水)から1月14日(月・祝)までの展示。右は葛飾北斎筆「冨嶽三十六景・凱風快晴」。夏快晴の朝、赤く染まった富士山の威容が現されています。こちらは1月2日(水)から1月27日(日)までの展示となります。

国宝「片輪車蒔絵螺鈿手箱」/重要文化財「色絵月梅図茶壺」

  • [左]国宝 片輪車蒔絵螺鈿手箱 平安時代・12世紀 東京国立博物館蔵 本館12室[1月2日(水)~3月31日(日)]
  • [右]重要文化財 色絵月梅図茶壺 仁清 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵 本館13室 [1月2日(水)~3月17日(日)]

左は国宝「片輪車蒔絵螺鈿手箱」。蒔絵と螺鈿を用いて無数の車輪を描き、内面には金・銀の研出蒔絵で草花や飛鳥を散らしています。本館12室にて1月2日(水)より3月31日(日)まで展示。重要文化財「色絵月梅図茶壺」(右)は仁清得意のろくろ技術と、見事な構図の月梅図が見どころの優品。本館13室にて1月2日(水)から3月17日(日)までの展示。

TNM & TOPPAN ミュージアムシアターでは「風神雷神図屛風」VR上演

東洋館内の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」では2019年1月2日(水)から3月24日(日)まで、VR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』が上演されます。

TNM & TOPPAN ミュージアムシアター のHP

東京国立博物館

  • 開館時間:9時30分~17時 ※金曜、土曜は21時まで開館 ※入館は閉館の30分前まで
  • 休館日:月曜日 ※1月14日(月・祝)は開館、15日(火)は休館
  • 観覧料:一般620円(520円)、大学生410円(310円) ※( )内は20名以上の団体料金

※特別展は別料金。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。

交通

  • JR 上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分 東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分

東京国立博物館のHP

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