どちらから見る?2つの特別展「東寺」「美を紡ぐ 日本美術の名品」 東京国立博物館(上野公園)

GWで混雑する上野公園
令和元年5月3日 編集部撮影

5月のトーハクは2つの特別展が開催中。

編集部撮影

上野公園の東京国立博物館では現在、特別展「東寺」が開催中ですが、令和時代の最初を飾る特別展として特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」が令和元年5月3日より開幕しました。どちらも会期は6月2日(日)までということで、5月中は特別展が2本開催されます。

特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」

東寺が1200年に渡り、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝を紹介する特別展。空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の立体曼荼羅21体のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品。このうちほとんどの仏像が360度から見られるように展示され、講堂とは違った圧巻の仏像曼荼羅が体感できます。

  • 東京国立博物館 平成館
  • 2019年3月26日(火)~6月2日(日)

特別展「美を紡ぐ日本美術の名品―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」

「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝・国宝プロジェクト―」の一環として開催される特別展です。狩野永徳筆で、皇室ゆかりの名品である「唐獅子図屏風」、永徳最晩年の名品で国宝の「檜図屏風」を、会期前後半に分けてそれぞれ公開するのに加え、雪舟、尾形光琳、葛飾北斎らの名品が一堂に紹介されます。

  • 東京国立博物館本館特別 4・5室
  • 2019年5月3日(金・祝)~6月2日(日)

どちらから見るべき?

東京国立博物館の正門入口
5月3日14時頃 編集部撮影

5月中に複数回、上野に行ける人

「東寺」展の方が所要時間がかかりそうというのがポイントです。どちらかというと「東寺」展を確実に押さえておいて、そのまま「美を紡ぐ」展ないし、他の施設を回るパターンが良いのかなと思います。が、複数回通える人は、好きな方から見ると良いと思います!

1回だけしか行けそうもない人、時間が限られている人

特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」 会場入口
展示会場内はすべて撮影禁止です

問題はこちらの人。両方見てはもらいたいですが…。難しいところですが、そうしょっちゅう上野に来られない人は、「美を紡ぐ」展からの総合文化展(常設展)をあえておすすめします。「美を紡ぐ」展の方は会場にはいったらすぐに狩野永徳筆の「唐獅子図屏風」が展示してあったり、日本美術の名品をまとめて見られます。展覧会会場は本館なので、そのまま総合文化展を見て回れば、おなかいっぱいにトーハクを楽しめることが出来ます。もちろん「東寺」展の混雑具合によっては、両展のハシゴもアリと思います。

総合文化展は写真撮影OKの場所も
編集部撮影

ちなみに5月3日の「東寺」展は10分待ち入場規制(14時頃)

東京国立博物館 正門入口
5月3日 編集部撮影

特別展「美を紡ぐ日本美術の名品―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」開幕日である5月3日。特別展「東寺」は午後2時の時点で10分程度の入場規制。場内の人数を制限するという方式を取っていました。特別展「美を紡ぐ日本美術の名品―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」の方は、そこまでの混雑はなくそこそこでした。

Amazon

Discover Japan(ディスカバージャパン) 2019年 5月号
  • ディスカバー・ジャパン編集部
  • 価格 ¥ 980
  • 販売 Amazon.co.jp

関連記事